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幾多の激動の時代を経て都の中央九段の上~九段創立90周年おめでとうございます

関東大震災で灰燼に帰した東京の復興は、物質的な復興にとどまらず、精神的な復興も伴わなければならないと考えた当時東京市視学(東京市の学校経営・教育内容など広く教育行政全般を担当した)であった成田先生は、新しい学校を作ることに奔走し、自ら第一東京市立中学校の初代校長になりました。そして、新しい中等学校での教育は旧来のような試験に合格するためのものではなく、真・善・美といった人間性の向上のためにあると考え、新しい教育を実践しました。
このようにして第一東京市立中学校は1924(大正13)年4月に創立され、これまでに卒業生は2万人を超え、さまざまな人材を輩出し、今年創立90周年を迎えました。
大正デモクラシーのもとで創立された母校もその後、戦争・敗戦・高度成長・バブル・失われた20年といった、時代時代の節目を経験してきました。、また校名も第一東京市立中学校・東京都立九段中学校・東京都立九段高等学校・千代田区立九段中等教育学校と変わってきました。
しかし、いかに時代の影響を受け、また制度・校名が変わろうとも、その教育の根底に流れる全人教育とそのための自主自律の精神は九段という学校とそこに学ぶ生徒たちの間で営々と受け継がれてきましたし、これからも受け継がれていくでしょう。

(長 繁樹・高28)

201407-n13b

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